う~ん、怖くない。
新耳袋は貸してくれる友人がいるので読んでいるのだが、最初の三冊か四冊くらいまでは結構真剣に怖かった。本のカバーをめくるのに勇気がいるほどで(カバーの下に秘密の写真が印刷されたりしてるから)、一晩で百話を読むこともしなかった。(一晩で百話読むと怪が起こるといわれているから。というか百物語なんだから、当然ですね) しかし最近はもうずっと、あんまり怖くないのである。単に読者の側で怪奇に慣れたというよりは、選出されている怪異の質が少しずつ変わっているのではないかという気がする。 新耳袋怖くなくなったよねえ、と当の本を貸してくれる友人に言ってみたところ、「最近では人情物だと思って読むことにしてる」という返事が返ってきた。人情物かよ!(笑) まあ断片的な物語の中にも、さりげなく様々な人間模様は読み取れて、それが奥深いといっちゃ、奥深いのかもしれないね。
by agco
| 2004-08-08 16:36
| ノンフィクション
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