ワッカとキスカから撤退しようとする日本軍が、後に残していった4頭の軍用犬。その血筋は数代に渡って壮大な変転を遂げる。
狼と交わり、また、宇宙を体験したソ連の英雄的な犬たち、ベルカとストラルカの血筋と交わり、テロリストの下でひそかに訓練される犬。 米軍に養われ、増え、戦場へと駆りだされる犬。 品評会に出る犬、麻薬をかぎつける犬、地下をさまよい生き延びる犬。 犬たちは人間の歴史に興味はないだろう。しかし人とあることで確実にそれに関わり、数奇な運命をたどる。 けっこう興味深く読みました。 うんでも、これで直木賞は無理かもな。
by agco
| 2005-10-24 23:56
| 伝奇・時代・歴史
|
by agco
カテゴリ 以前の記事 フォロー中のブログ
リンクなど 最新のトラックバック
ライフログ 検索
その他のジャンル ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
| |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
ファン申請 |
||