タイトル通り、町立の図書館の中で死体が見つかり、その容疑者にされてしまった館長であるジョーダン・ポティートは、自らの濡れ衣を晴らすために捜査をはじめる。
手がかりとなるのは被害者であるベータという女性の持っていた一枚のメモだ。そこには町に住む八人の住人の名前と、それに符合するようにして聖書の一節が挙げられていた。 そしてまあ、結論をいうと、ジョーダンは自らの容疑を晴らし、恋人もゲットし、新たな××も得て、いちおうは良かったね、ということで終わるわけですが。 うーん、正直に感想をいうと、感動するような話ではなかった。割と長い本なのに、小さくまとまっちゃったねという感じ。メモに挙げられていた8人の全員がひとつの事件に別々の形で関わっているとかだったら、もう少し入り組んだ内容になって面白かったかもしれない。割と単純なオチだった。とても犯人くさい人が本当に犯人だった。 読みやすい本ではあったけれども、こういう読みやすさはわたしは欲していないのだった。映画や俳優の名前がすらっと出てくるところも妙にあざとくてやだ……。好みの問題ですが。
by agco
| 2006-03-08 22:41
| ミステリ
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