「未亡人の一年」 ジョン・アーヴィング

4歳のルースは、母マリアンと、アルバイトの少年エディの情事を目撃する。それからしばらくして母は、死んだ二人の息子の写真を持って一方的に家を出た。
女ぐせの悪い童話作家の父に育てられたルースは長じて小説家になる。
マリアンを忘れられなかったエディもまた、年上の女性との恋愛をテーマにした小説ばかりを書く作家となっており、そしてまた37年にも渡って行方不明だったマリアンもまた、ひそかに作家になっていた。

あらすじから想像されるよりもはるかに圧倒的に面白い本。
循環、あるいは長い年月を隔てて物事が繰り返されること。それが強く印象に残ります。
特にラストシーン。まさかあそこにつながるとは、やられたって感じです。
このすごさは読まねばわかるまい。
とりあえず、マリアンが超格好いい女でした。ある意味エディもすごいが…。
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by agco | 2006-02-14 01:51 | その他創作
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あまりに自分の忘却力がすごすぎるので、面白かったものも面白くなかったものも、とりあえず読んだ本の感想を全部記録してみることにしました。コメントなどありましたらご自由にどうぞ。
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