「夜のピクニック」 恩田陸

昨年の本屋大賞受賞作。
恩田陸は若人を書かせると上手いなあ。今風すぎもせず、かといって古臭くもなく、普通に地方の高校生はこんな風じゃないのかなというくらいの、リアリティのある若者ぶりです。

24時間、夜を通して歩き続けるという学校行事「夜間歩行」の間には、実に様々なドラマがある。恋あり、出生の秘密あり、出会いや別れがある。登場する高校生たちはみんな個性があって、地に足をつけて生きている。未熟ではあっても、未来にむけてきっちり顔を上げている。
ちょっと性善説に偏りすぎている気もするが、爽やかで読後感のいい物語である。

わたしももう一度高校生くらいに戻りたいなあー。
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by agco | 2005-06-23 00:15 | その他創作
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